本校の学力の現状と、学力向上の取り組み
平成20年1月10日現在

平成19年4月に行われた学力調査の結果を基に、本校の学力を分析し、学力向上のために
以下のように取り組むこととした。
 
1 学力の現状分析

(1) 国語科
   漢字の読み書き、接続詞、指示語、辞書活用など、言語に関する知識・理解・技能につい
  ては、ある程度身に付いていると言える。しかし、スピーチで聞き手に分かりやすい話し方
  をする力、話の組み立てを意識しながら大事なことを聞き取るなどの話す・聞く力や文章の
  内容を的確に読み、書かれている内容を要約して書く力に課題が見られた。
(2) 社会科
   地図帳の活用、縮尺を利用して実際の距離を求める問題において定着が不十分であった。
  さらに、資料を読み取り、そこから考えたことを分かりやすく説明する力に課題が見られた。
(3) 算数科
   計算の技能、図形の知識・理解、棒グラフの読み取りなどは、十分に身に付いている。し
  かし、算数Bの活用では、問題の条件を整理し筋道を立てて考える問題、地図から図形を見
  いだし、面積を比較して説明する問題、グラフから割合の変化の様子を読み取る問題に課題
  が見られた。
(4) 理科
   流れる水の働きやてこの働きについては概ね理解しているが、昆虫の体のつくりや豆電球
  の正しい回路のつなぎ方を図に示す力は十分とは言えない。
(5) 質問用紙の分析より
   「学校で友達と会うのは楽しいと思う」については、全員がそう思っている。また、学校
  のきまりや友達との約束を守ろうという意識、自己肯定感も低くはない。しかし、「家で授業
  の復習をしている」「興味のあることについて調べる」「世の中の出来事に関心がある」など
  学ぶ意欲に関する項目で消極的な回答が多かった。


以上の分析から、以下の4点を今後の学力向上の取組の重点とする。

○表現力(話す・書く)の向上

○読解力の向上 資料から必要なことを読み取る(聞き取る)

⇒自分の考えをもつ⇒考えを表現する(書く、話す、示す)

○実感をともなった知識の定着

○学ぶ意欲の向上(家庭との連携)


2 学力向上の取り組み

(1) 表現力を高めるために
  ア 音読を多く取り入れることで、声を出すことへの抵抗をなくす
  イ 考えや思いをまとめて、自分の言葉で表現する言語活動を取り入れる
  ウ いろいろな場面で、発表の機会を取り入れる
  エ 主語・述語や接続詞、修飾語などを意識した文作りをする
  オ 相互評価などにより、よい表現の仕方に気づかせていく
(2) 読解力を高めるために
  ア さまざまな資料(図、グラフ、写真、地図、記事など)と出会わせる
  イ 資料の見方、読み方の指導をするとともに、読みの目的をはっきりとさせ、目的にあっ
   たワークシート、ノートの書き方の工夫をする
  ウ 図や絵などを使って考えたり、構造的にまとめたりすることができるようにする
(3) 実感をともなった学びのために
  ア 体験的な活動を大切にし、知識が生きたものになるような工夫をする
  イ 観察や実験の目的を明確にし、技能面の指導を大切にするとともに、全員が実際に体験
   できるような授業の進め方を工夫する
(4) 学ぶ意欲の向上のために(家庭との連携)
  ア ニュースを話題として学習に取り入れるなど、世の中の出来事に関心を持つような工夫
   と、家庭への働きかけをしていく
  イ 毎日の生活の中での会話を大切にし、語彙力を高めたりコミュニケーション力を高めた
   りするような働きかけをしていく
  ウ 学習のふり返りやまとめができるような家庭学習の工夫をする



3 その他の取組(昨年度から継続して取り組んでいること)

(1) 基礎学力の定着のために
  ア 朝学習の取組 
    読書、読み聞かせ、漢字、計算、英語
  イ 読書月間の取組
    読書マラソン100冊
  ウ 学力向上月間の設定 
    宿題2割増月間、計算力向上月間、漢字力向上月間
  エ 全校一斉計算、漢字テストの実施
  オ 「聞く・話す」のつけたい力の明確化と掲示
  カ 言語に関するクイズなどの掲示  
(2) 学習規律の定着のために
  ア ばっちりカード
  イ 忘れ物ゼロ、宿題忘れゼロの取り組み
  ウ 学習に対する意識調査の実施